(1)チェーンを携行してください。
※「冬用タイヤ規制」や「チェーン規制」などの場合は、スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤの装着か、チェーンの装着が必要です。
※「チェーン規制」の場合は、スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤであっても、チェーンが必要です。
全国にネットワークが広がる高速道路では、冬になると出発地は晴れていても目的地や通過地点で雪が降っている場合があります。冬の高速道路ではスタッドレスタイヤなどの冬用タイヤの装着とタイヤチェーンの携行をお願いいたします。
冬用タイヤ規制時は、冬用タイヤで通行することができますが、大雪特別警報や「大雪に対する緊急発表」が出されるような異例の大雪の時には、全車輪が冬用タイヤでもチェーンを装着しないと走行できない「チェーン規制」がおこなわれることもあります。冬の高速道路では、冬用タイヤの装備はもちろん、必ずチェーンを携行してください。
| 規制 | 内容 |
|---|---|
|
冬用タイヤ規制 (すべり止め装置装着規制) |
<チェーンの場合> 駆動輪への装着が必要です。 (一部の県では全車輪へ装着が必要) <冬用タイヤの場合> 全車輪への装着が必要です。 |
| チェーン規制 | 全車輪または駆動輪へのチェーンの装着が必要です。 |
- 積雪、凍結の状況によりチェーンを装着しても走れないことがあります。
- 冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ、スノータイヤ)の側面(サイドウォール)には、STUDLESSまたはSNOWの文字があります。
- オールシーズンタイヤ(側面にM+S、M.S、M&SまたはM/Sの文字がある)は、ある程度までは積雪路面にも対応可能ですが、冬用タイヤに比べ制動性能が劣るため、降雪状況によっては走行できない場合があります。
- NEXCO中日本が管理する高速道路で「チェーン規制」がおこなわれる区間は、中央道の「飯田山本IC~園原IC」、「須玉IC~長坂IC」、北陸道の「丸岡IC~加賀IC」、「木之本IC~今庄IC」の4か所です。
(2)お出かけ前に道路交通情報と最新の気象予測の確認を!
アイハイウェイ中日本、日本道路交通情報センターのWEBサイトなどで情報を入手することができます。
(3)時間にゆとりのあるドライブ計画を!
降雪状況によっては、速度規制や通行止が実施されることもあります。
(4)安全な速度での走行を!休憩もしっかり!
雪道は通常の路面よりも大変滑りやすくなっています。また、休憩をしっかりとって安全運転でお願いします。
(5)早めの燃料の補給を!
交通規制や事故で渋滞・ストップしても、暖房のためエンジンを切ることは出来ず、予想以上に燃料を消費する可能性があります。
(6)キャリアがゆるまないように!
スキー、スノーボードのキャリアはしっかりと取り付けてください。また、スキーの板の取付は、テールを必ず前方に。最近、スキーやスノーボードの落下が非常に多くなっています。途中のエリアで、ゆるみがないかチェックしましょう。
(7)車の屋根やタイヤハウス(車体とタイヤの間)の雪落しはこまめに実施を!
屋根に雪が積もったまま走行した場合には、雪が塊となって落下する場合もあり、後続車両には大変危険です。また、タイヤハウスに溜まった雪は氷の塊になることがあり、ハンドル操作を妨げ、事故の原因にもなりかねません。
冬の雪道ドライブガイドでは、冬の高速道路を走る前にぜひ知ってほしい情報をまとめていますので、あわせてご覧ください。

