交通ルールについては道路交通法で規定されています。そのうち、高速道路※における特別な交通ルールは主に次のとおりです。
※高速道路とは、高速自動車国道および自動車専用道路のことをいいます。
最低速度の厳守
高速自動車国道の本線車道では、道路標識等で最低速度が指定されていない場合において、危険を防止するためやむを得ない場合等を除き、時速50km以上で走行しなければなりません。
なお、自動車専用道路の最低速度規制については、警察にお問い合わせ願います。
*転回(Uターン)、後退、横断の禁止、高速道路の本線車道では、Uターンしたり、後退したり、中央分離帯を横切ったりしてはいけません。
駐停車の禁止
高速道路では、
- 警察官の命令や危険防止のため一時停止するとき
- サービスエリア、パーキングエリアの駐車マスに駐停車するとき
- 故障などのため十分な幅のある路肩にやむ得ず駐停車するとき
- 料金の支払いなどのために停車するとき
以外の場合は駐車や停車をしてはいけません。
トレーラーのキープレフト
トレーラーは、高速自動車国道の本線車道を通行する場合、本線車道の左から数えて一番目の車両通行帯(第一通行帯)を通行しなければなりません。
ただし、次の場合には、第一通行帯のすぐ右側の車両通行帯(第二通行帯)を通行することができます。
- 最低速度に達しない速度で走行している自動車を追い越すとき
- 道路標示により進路の変更が禁止されている場合において、通行している車両通行帯をそのまま通行するとき
- 接近してきた緊急自動車(警察車両や救急車など)に一時進路を譲るとき
- 道路の状況その他の事情によりやむを得ないとき